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ブログ 花ごころ
徒然草・・・。
2007/07/25
あぁ〜また止まらなくなりました。
徒然草・・・・面白くて・・・。
時々、読むんですがどんどん先に進みたくなって、
夜更かししてしまいます・・・。
序段を入れると244段。
私の場合は、ただ好きで読んでるだけです。
その時の自分の状況、心境によって心に残る部分があったり、
読み流してしまう部分があったり・・・。
高校生の頃からボチボチ読んでるので、本はボロボロ。
相当年季が入ってしまいましたが、
すっかり手に馴染んで愛着も湧きました。
所謂「ブログ」みたいに、ほんとに徒然なるままなんですが、
とても深〜い内容があったり、辛らつな人物観察があったり・・・。
兼好の人間味が、時代を超えて伝わってくるようです。
花にまつわることに触れてある段は、
読むときにその光景がふわ〜っと思い浮かぶようです。
第19段。
「折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ」
時代は変っても、人の情緒や感動って変らないものなのでしょう。
今の時代にあって、同じような気持ちで季節の移りを感じていられる幸せ。
お花を表現するにおいても、古典の世界では本当に風流ですね。
同じ19段。
「山吹の清げに、藤のおぼつかなきさましたる、
すべて、思ひ捨てがたきこと多し。」
藤はたしかに、「おぼつかなき・・・」ですね〜
古典のままの言葉の響きが、風情を増しているとは思いますが、
対訳でも読む価値はありだと思います。
暑い夏。
・・・夜更かしして徒然草もいいですよ〜
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