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ブログ 花ごころ
夜空・・・。
2008/09/04
秋風に たなびく雲の絶え間より
もれ出づる月の かげのさやけさ
(左京大夫顕輔)
夜空を見上げることが多くなりました。
この季節になると、冒頭の一首を思い出します。
幼い頃はよく百人一首で遊んでいました。
父が詠んでくれていました。
もれ出づるのが、どうしてかげなのか?と父に尋ねたのを思い出します。
いろんなことを教えてもらっていたんだな〜と、今更ながら。
もっと掘り下げて勉強したりしておけばよかったかな〜なんて、
これまた今更ながら(笑)
父が好きだったピアノ曲「月光」は、とうとうまともに弾けないまま・・・。
父はいつも苦笑いして聴いていました(汗)
秋は「芸術の秋」と言われますが、柔らかな初秋の夜風に吹かれていると、
何かを深く学びたくなったりします。
秋の深まりと、月のかげ。
しっとりと落ち着いた時を過ごしたいな。
月の柔らかさ。
そんな作品もいいですね。
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