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ブログ 花ごころ
回想。
2009/08/24
鹿児島へ。
父の祭祀のための日帰りドライブ。
往路の高速道路は深い霧。
幻想的な雰囲気で、霧好きな私は楽しかったのですが
同乗の母達は怖くて仕方なかったようです。
鹿児島は、やっぱり南国ですね。
鹿児島市内まで一気に走って降り立つと、空気がいかにも南国!
少し降灰していたようで、笹の葉がうっすらとグレーを帯びていました。
少し早めに到着したので、今回は黎明館に行き資料や展示を閲覧したり・・・ゆったりとランチを頂いたり・・。
鹿児島のゆったりとした風土のせいか、私たちまでのんびりとゆったりとした気分になれました。
鶴丸城のお堀の蓮も元気に南国の日差しを浴びて・・・。
行く先々で、父と歩いたことが思い出され、そこに父がいないことがなんだか不思議で・・・
寂しい気持ちにもなったりしました。
この角で父が立ち止まったな〜とか、この道を歩く時は父が先に歩いてたな〜とか。
何気ないことがふと思い出される1日でした。
父を身近に感じると同時に、喪失感も味わうことになるのですが、
父が生まれ育った薩摩の地は、私にとって大切で・・・大好きな場所でもあります。
父の面影。
母はどんな風に感じていたことでしょう。
しんみりと言葉に出せば保てないから、あえてサラリと笑っていた母の眼差し。
きっといろんな思いが駆け巡っていたと思います。
泣いたり、笑ったり。
そっと見守る・・・
それが父が望むことなのでしょう。
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