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ブログ 花ごころ
春夜喜雨
2010/02/16
好雨 時節を知り
春に当たりて 及ち発生す
春に随いて 潜かに夜に入り
物を潤して 細かに声なし
野径 雲 倶に黒く
江船 火 独り明らかなり
暁に紅の湿れる処をみれば
花は錦官城に重からん
父の走り書きのメモ。
感動した気持ちがそのままあらわれるような筆致のメモでした。
この漢詩が杜甫のものだったということは、後に高校生になった頃に知りました。
福岡もここ数日、春の雨。夜の雨。
動いている。
そんな自然の気配を感じさせてくれる春の夜の雨。
少しずつ私の心も動くような気がしています。
春夜喜雨
春夜喜雨
生けてみよう。
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