ブログ　花ごころ

• 24。　2011/06/20
• ラグビー部のＴシャツ。
  
  赤白のお揃いのチームＴシャツが嬉しくてたまらない様子の息子。
  
  自分が好きな番号を入れてＯＫ。らしく、
  入れた番号は２４番。
  
  どうして？と思い、尋ねたら・・・
  
  「ラグビーを始めた頃の番号で、自分の原点だから」
  
  息子が在籍していたジュニアのラグビーチームは、
  新入会すると練習ジャージをそろえるのですが、
  その背番号は欠番からアトランダムに割り当てられるシステム。
  
  小学２年生の頃、初めてもらった番号が２４番で、
  小学６年まではずっとその番号で練習していました。
  
  「自分が今、こうして憧れの高校でラグビーができるのは、
  ジュニアチームでお世話になったから」
  
  そんな思いで、２４番を選んだそうです。
  
  ボランティアの会長、監督、コーチ陣。
  
  雨の日も、風の日も、どんなに寒い日も、どんなに暑い日も。
  
  いつもいつも一生懸命指導してくださっていました。
  
  沢山の思い出と、いっぱいの感謝。
  
  泣いたり笑ったり。
  
  どれほど多くのことを学ばせてもらったことでしょう。
  
  口下手な息子が、いろんな思いを込めて選んだ２４番。
  
  私は嬉しくてたまりませんでした。
  
  先へ先へと思いは行きがちで、
  今しか目に入らないことも多い日々。
  
  ふと自分の原点を振り返り、感謝の気持ちを持つことの大切さを２４番から学ばせてもらいました。
  
  私自身のいけばなの道も、原点を支えてくださった先生方が開いてくださったのだということを、
  改めて感じることとなりました。
  
  ２４番。
  
  ありがとう。