ブログ　花ごころ

• 銀河。　2010/07/11
• 　　　日照香炉生紫煙
  　　　遥看瀑布桂長川
  　　　飛流直下三千尺
  　　　疑是銀河落九天　
  　　　　　　　　（李白）
  
  夜空をゆっくりと見上げる間もないほど、
  忙しく過ごしていました。
  
  七夕になると、いつも思い出すのが冒頭の漢詩。
  
  李白の豪快で鋭い感性に引き込まれるような気がします。
  
  いけばなをしていると、常に「自然」と隣り合わせ。
  
  「感覚する」ということの大切さを、李白の漢詩が教えてくれるような気がします。
  
  来週、生徒さんが屋久島旅行に行くそうです。
  
  本格的な登山をなさる方ですので、
  李白の詠んだような世界も体感できるかもしれませんね。
  
  お気をつけていってらっしゃい。
  
  屋久島の夜空もきっと美しいことでしょう。